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【人生の扉を開く・・・就活Q&A】自己分析って、すべき?(2018/01/18)


〇自己分析とは

 就職指導の場で、学生さんは「自己分析をしっかり行いなさい」とよく言われると思います。自己分析とは就職活動をするにあたって、自分の好きなこと、得意なこと、自分という人間の良いところなどを把握することです。一言で言えば「強みの把握」です。そして、自分に合った業種や職種を見つけ、就職試験を受けることになります。
 自己分析の具体的な実施方法としては、自分のこれまでの人生(人生と言うのが大袈裟であれば、これまでの学生生活)を振り返り、自分が輝いていた時、楽しかった時を思い出して、その時、自分はどんなことをしていたか、どんな持ち味を発揮していたかを考えてみることです。それが自分の「強み」を知るきっかけになります。もしくは、直接「強み」に気付くことができます。
自分一人では「強み」が分からない場合、親や友人に「私の良いところ、他人と比べて優れていると思う点はどんなところ?」と聞いて、日頃感じていることを教えてもらうと良いです。

〇自己分析はすべきです

 「好きこそものの上手なれ」という言葉がある通り、人は好きなことは飽きずに努力するから上達します。また、自分の良いところが活かされる仕事であれば、やりがいを感じて、多少の困難があっても仕事に取り組んでいくことが出来ます。そのため、自己分析はすべきです。
 そして自己分析に関して大切なことは、自分で知った「自分の強み」をさらに磨きをかけていく努力です。磨いてこそ「強み」が一層強いものになっていきます。

〇しすぎは、よくありません

 ただし、自己分析のしすぎはよくありません。例年、学生さんの少なからずが、「自己分析が不十分だから就職活動に着手できない」と言います。どこまでやったら分析ができたと思うのか、その学生さんに聞いてみると答えはありません。
 私のみるところ、自己分析が不十分という人は大きく2つのグループに分けられます。1つは、自己分析が出来ていないことを口実に就職活動を具体的に開始しない人達、もう1つは、自己分析をどこまでやってもやったという気持ちになれなくて、自分の「強み」を自覚できない人達です。
 前者は、本気で就活を始めようと思うことが大切であり、後者は、分析はほどほどのところで終えて、多少自信がなくても、「現時点、自分の強みはこれだ」と思い、就活を開始するのが良いです。

〇飛び込む勇気と得意にする努力

 それでも自分のやりたいことや「強み」が分からない場合、どうすれば良いでしょうか。それは、逆の方から考えてみることです。嫌いなこと、絶対にやりたくないことを挙げ、それ以外のことなら、仕事としてやっていけると判断するのです。
 仕事とは役割を果たすこと、人の為に役立つことをすることですので、嫌いなことや絶対にやりたくないこと以外であれば、実施することは出来るはずです。担当する業務を行っていくうちに、その分野での知識や技能が身に付き、それが自分の得意なもの、「強み」になっていきます。
 このメッセージの結論は次の通りです。「自己分析、自己分析といつまでも言ってないで、飛び込む勇気を持つことです。そして、担当業務を得意なものにする努力をしてください」


鏡 清澄(キャリアアドバイザー)


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