知っておきたい就活情報

【人生の扉を開く・・・就活Q&A】採用試験って、一社ずつ受けるべき?(2018/04/19)


〇複数の企業を同時並行的に受ける

 採用試験を受けるときは、一社の結果が出てから次の企業を応募するという順次的(シーケンシャル)な取り組みはしないでください。順次的取り組みは時間が長期的になってしまうためと、不合格の後に次の企業に応募する気力を奮い立たせることがなかなか大変なためです。二の矢、三の矢を仕込んでおくと、一社が駄目であっても次があると思え、気持ちの落ち込み度が少なくて済みます。

〇A・B・Cの3ランクの企業を受ける

 複数の企業を同時並行的に受ける時に注意してほしいことがあります。それはAランクの企業ばかりを受けずに、A・B・Cの3ランクの企業を受けるということです。
 Aランクは大企業・有名企業・人気業種企業を表し、Bランクは実力相応、Cランクは滑り止めを意味しています。実力相応とは自分のいる学校の卒業生が毎年のように入社している企業のレベルで、滑り止めとは大学や高校の入試のときと同じく、実力相応のところに入れなかった場合にそこへ行くというレベルのことです。
 できればAランクのところへ入りたいというのは誰もが思うことです。チャレンジすることは悪いことではありません。しかし、Aランクのみ受験は、その間にB・Cランクの求人が少なくなり、B・Cも内定獲得が厳しくなっていきます。そのため受験企業はA・B・Cの3ランクのそれぞれから選んで受験することをお勧めします。

〇Aランクの企業が良いとは限らない

 就職試験では、偏差値によって採否が決定するわけではありませんから、誰もがどの企業へも入社できる可能性があり、受験に挑戦できます。しかし、そのためにAランクの企業にはビックリするほど大量の学生が応募してきて、採用される人の確率は非常に低くなります。Aランクばかり受けていては内定獲得が難しいのです。応募企業と自分の力のマッチングを考えて下さい。
 Aランクの企業に入れずB・Cランクの企業に入ったら満足度が低いかと言いますと、決してそうとは限りません。Aランクの企業に下位で入った場合、重要な仕事や平均的な仕事を担当させてもらえない可能性が高いです。B・Cランクの企業であればそれらを担当できる可能性があります。重要な仕事を行うことでビジネスパーソンとして成長し、企業の長期育成人材として教育され、Aランクの企業に入った以上の能力と立場を得ることもあり得ます。B・Cランクの企業も軽視しないで応募してください。


鏡 清澄(キャリアアドバイザー)


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