公正な採用選考のために

就職差別に関する調査2019(連合調べ)(2019/05/21)


連合が、「就職差別に関する調査」の結果を5月15日に公表しました。
最近3年以内に就職のための採用試験(新卒採用試験、または中途採用試験)を受けた、全国の 18 歳~29 歳の男女 1,000名が回答。
【調査結果のポイント】
🔴「応募書類やエントリーシートで『本籍地や出生地』の記入を求められた」56%
🔴面接で個人情報を質問された経験率
 「家族構成」 39% 、「本籍地や出生地」 32%
🔴“面接官が聞いてはいけない質問”についての認識率
 「宗教」は 67% 、「尊敬する人物」は僅か 13%
🔴「採用試験の面接で不適切な質問や発言をされた」15%
🔴面接官による不適切発言事例多数
 「恋人はいる?」「家族の職業は?」「身長低いな」「太ってるね」
🔴「就活で男女差別を感じたことがある」28%

就職差別に関する調査2019(連合調べ)

公正な採用選考にあたっては、応募者の基本的人権を尊重し、適性と能力に基づいて行うことが求められていますが、就職差別につながる採用選考がいまだに多く行われている結果となっています。
また、応募する側において“面接官が聞いてはけない質問”についての認知が不十分な結果となっています。


     

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