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【人生の扉を開く・・・就活Q&A】会社に入って何のために仕事するの?(2018/09/27)


〇学生からの質問

 学生から、「就活の面接で、『会社に入って何のために仕事をしますか』と聞かれて答えられませんでした。どういうことでしょうか」という質問がありました。

 私は学生が就活をするに当たって、まず、「会社の求める仕事の意味」を、しっかり理解しておく必要があると話しています。これを分かっていないと、自分の行動や発言が、会社の求めている期待からずれてくるからです。

 学生に、「仕事は何のためにするのか」と聞くと、「自己成長、勉強、やりがい、生きがい、自己実現、お金を得る」などと多くの学生が答えます。

 学生の立場からすれば、このような答えになるのですが、ここで重要なことは、「会社に入って」というところです。面接官が求めているのは、あなたが会社に入ったら、「会社のため」とか、「会社を支える」、または、「お客のため」、「チームのため」、「相手のため」という相手優先の姿勢を求めているのです。

 学生の多くが思う「自己成長、やりがい、生きがい、自己実現」などは、役割を果たした結果として得られるものなのです。

〇ロールプレイ

 分かりやすいように、ロールプレイをしてみましょう。
 あなたが人事部長になって、給料を支払う立場としましょう。

 「会社に入って何のために仕事をしますか」

 「はい、それは、自分が成長するため、勉強するため、やりがいを得るため、生きがいを得るため、自己実現をするため、生きるため、お金を得るため・・・」

 人事部長のあなたは、どう思いますか。
 「自分がしたいことばかり言っています。自己中心のように聞こえます」
 そのとおりです。「会社に入って」という意味は、自分のことを求める前に、「会社の求めに全力を尽くす」ことです。仕事をするとは、「相手のために一生懸命役割を果たすこと」です。

 営業職希望であれば営業という役割を、経理職であれば経理という役割を、IT技術職であればIT関係の役割を、技術者であれば、技術開発、商品開発という役割を果たすことを求めているのです。面接官が聞きたかったのは、会社に採用されるということは、会社という立場が分かっているのか、どのような貢献ができるのか、どのような役割を果たそうと考えているのか、ということです。

〇内定へのスピードアップ

 学生が、「会社に入って仕事をする」という真の意味を理解すると、内定へのスピードが早まります。自信を持って就活をすることができるようになるからです。

 会社ということでお話ししていますが、これは公務員であろうと、組織に入るということでは、同じことが望まれます。

阪井 輝昭(キャリアアドバイザー)

 


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